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社員体験記

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第53回:Yさん 女性 設計経験8年

2017.01.10

◆ 数学・物理が得意で工業系へ
高校のとき、数学・物理が得意だったため理系のクラスへ。
大学は電子情報工学科も考えたが、実験が好きだったこともあり、様々な材料の研究ができる工学部の物質工学科へ進学。
そこでは、粉体を2種類混合して球状にする実験を繰り返し、粒度分布などを調査した。

◆ 集塵機メーカに就職し、その後転職
大学卒業後、農業関係の集塵機メーカに就職。
そこでは、主に集塵機・排水処理装置の製図・設計を担当。大学では設計の時間が少なく、入社してから製図やCADを教えていただきながら学んだ。
結婚を機に退社。5年後に復職したが、待遇格差に嫌気がさし転職。
次の職場では資材調達を担当し、大型資材を搬送するために玉掛け作業や天井クレーンの資格なども取得。
その会社で図面修正のお手伝いをしたとき、また図面を描く仕事がしたいと思い、退職してポリテクセンターで機械加工や製図・CADを学び、その後アルパイン設計事務所に入社。

◆ 部品を左右逆に描いて取りつかず
前職で、ある装置の図面を描いたとき、部品を左右反対に描いてしまうミスがあった。
検図も緩く、そのまま製作してしまい、たまたま勉強のためにその装置の現場に行ったときにそれが分かり、とても叱られた。
その部品は2m×1mほどの大きさで、しかも数個使い。
取り付け作業は現場にお任せなので、どのように手直しして取り付けたのかまでは知らない。
自分で仕様を確認し、最終チェックも行っていたが、思い込みやチェック漏れで気が付かないこともある。
図面上ではちょっとしたミスに思われるが、物の修正は簡単ではなく、現場の方がたいへんな思いをすることが身に染みて分かったので、よい経験ができたと思っている。

◆ 3Dモデルができたときは感動
これまで自分の頭の中で形を作りながら、2D-CADで図面を描いてきたが、3D-CADでモデルを作ることができたときは感動した。
実際に形にして見ることで様々なことが分かるようになり、特に干渉している部分が分かるようになったことは大きな改善である。

◆ 座右の銘 : 「為せば成る」
何事においても、はじめは難しいと思われることや時間がかかるようなことでも、1つずつ解決していけば不可能なことはないと思う。
自分のやる気次第で、たいていのことはできると思うので…。

◆ 今後の目標
まず、現在使用中の3D-CADを使いこなせるようになりたい (まだ分からない操作もあるので…)。
今の仕事においては、依頼票からお客様の要望を読み取り、正確な図面を描けるようになりたい。
また、いずれ2D-CADも使えるように練習したいと思う。