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第49回:Kさん 設計経験3.5年

2016.09.10

◆ 実家の重機に触れて
実家が土木関係の仕事をしており、幼い頃からいろいろな重機を見ていて、いつしか機械に携わる仕事がしたいと思って、高校、大学と工業系に進んだ。
卒業後は、建設機械の先端部品やアタッチメントを設計・製造している会社に就職。

◆ 大型建設機械の主要パーツを設計
その会社では、入社して少し加工や組立を経験してから直ぐに設計に配属された。
パワーショベルのバケット、アーム、ブーム、アタッチメントや製作用の治具設計などを経験。
物が大きく、最大製品重量が13tもあり、バケットサイズでも3m近いものもあって、材料厚も150mm程度になり、それを 加工する機械も非常に大きなものだった。
いろいろ貴重な経験をさせてもらったが、実家の業務を手伝うため地元に戻り、落ち着いたところでアルパイン設計事務所に入社。

◆ 治具設計のミスで納期遅れ
大きなミスは、治具設計で穴ピッチを間違えるミスを犯してしまい、工期がずれてしまったこと。
手直しができないものなので再製作になり、費用も相当額になった。
自分の思い込みによるミスだったが、製作前に現場の人たちと確認していれば、このミスは防げたように思う。
現場の人とコミュニケーションを取ることで、自分が気づかないことや知らないことを教えてもらうことができ、あらためて報連相をしっかりすることが大切だと感じた。

◆ お客様から感謝されることが励みに!
設計は頭の中で描いているものを図面として形にするが、その設計したものが製品としてでき上がり、実物を見た時は興奮と嬉しさが込み上げてきた。
そして、あるユーザさんに納入した時に「良くできているね! ありがとう!」と言われると設計の仕事をしていて本当に良かったと思った。
これからもユーザに心底満足してもらえるような仕事をしたいと思う。

◆ 座右の銘 : 「温故知新」
学んだこと、教わったことを再度考えることで、新たな視点からものを見ることが大事。
自分でもいろいろ振り返ってみて、「あんなこともあったな」と今に感謝する。

◆ 今後の目標
解析と設計を織り交ぜながら業務に精進し、両方に精通した技術者になりたい。
当面の目標は、3Dモデル化のスピードを上げたいと思う。