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社員体験記

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第40回:Tさん 設計経験20年

2015.11.10

機械・プラント製図 技能検定 2級

◆ 「設計」「図面」へのあこがれ
将来の仕事として「設計」「図面」という言葉にあこがれを持っていて、高校は工業高校の機械科に入学。
授業でも製図の時間が大好きで、当時はドラフタでの手書きで図面を描いていた。
卒業後は某鉄工所で研磨作業をしていたが、「設計」へのあこがれから某設計事務所に転職。
そこでは生産設備製造メーカに出向して設計作業を担当。
また、別の会社の大型プレスの設計も担当したが、当時バブルがはじけ仕事も減ったこともあり、別の職種に転職。
しかし、「設計」へのあこがれが強くてアルパイン設計に入社。

◆ 超大型プレスや各種生産機器の設計を担当
これまでに大手プレスメーカの中型プレスをはじめ、超大型プレス (地上3階、地下2階くらいの機械) の設計を担当。
あまりの装置の大きさに驚いた記憶がある。
この頃からCADを使った設計になる。
アルパインに入社してからはボトルにラベル貼るラベラー装置を担当している。
薄いラベルを高速でペットボトルに貼り付ける装置で、いろいろとノウハウがあり、日々勉強の毎日です。

◆ リストのチェックも重要!
大型プレス機械を中国で組み立てすることがあったが、配管の鋼管手配個数を誤り、あらためて日本から船便で送ったことがあった。
組立作業者には段取りが変わり、たいへん迷惑をかけてしまった。
図面の間違いはもちろん、リストのチェックにも十分な注意を払う必要があると痛感した件である。

◆ 開発から携わった装置が動いたときは感慨深いものがある
現在携わっているラベラー装置で、新しい機械の開発から携わって装置が完成し、その機械が無事に動いたときは感慨深いものがある。
苦労して完成した装置には愛着があり、設計した機能が思い通りに動くことは設計の醍醐味である。

◆ 座右の銘 : 「時間は過ぎて行くものではなく、積み重ねて行くもの」
いろいろ経験したことは決して無駄ではなく、積み重なって自分の身になっていくものということで、非常に好きな言葉である。

◆ 今後の目標
今まで通り、仕事に面白さを感じ、長く続けて行きたいと思っている。
また、後輩にはものづくりを意識した図面が描けるように指導していきたい。