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社員体験記

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第27回 : Sさん 設計経験5年

2015.04.10

◆ 土木工学を学んだが機械設計の道に
大学は土木工学科だったが、就職活動中に昔から好きだった機械設計の分野に興味がわき、アルパイン設計事務所に入社した。
とはいっても機械設計の知識がほとんどないため、1年間ほどは社内教育や外部機関の研修を受けて勉強した。

◆ 雇用調整助成金を活用して3D-CADを学ぶ
丁度その頃リーマンショックで不景気の波が押し寄せ、国が各種雇用調整助成金を支給していたので、それを活用して3D-CADを勉強した。
たまたま卒業研究でパソコンで立体地図を作るようなことをしていたので、作成するソフトは異なるもののそれほど違和感はなかった。
図面に慣れた段階で、3D技術を活用する目的で工作機械メーカに派遣された。

◆ いろいろな機種の不具合対策などを行う
派遣先では、半導体ウェハーのカッティング装置やマシニングセンターの開発に携わった。
3D図面で干渉チェックをしたり、頻繁にある仕様変更に対応したり、各種不具合の対応をしたりした。
中でも不具合対応はたいへんで、出荷されて手元に装置が無いこともあって、現地から不具合状況を写真などで連絡してもらい、図面と照らし合わせながら対策を考える。
対策部品の送付にも時間がかかり、やっと着いた対策品で効果が得られない場合は現地から突き上げをくらうのでハラハラドキドキである。
現地の緊迫感を感じながら仕事をするので、常に緊張感を持って取り組まなければならない。

◆ 新規部品を使ってみたがトラブル発生 設計を担当した製品での失敗では、可動部に今まで使ったことのないメーカの部品を使ったことで、客先でトラブルが発生してしまったことがある。
ある角度旋回する部分のケーブルガイドに、その用途に合うというガイドをメーカと打ち合わせして採用し、社内の確認でも問題がなかった。
しかし、客先での連続使用でガイドの繋目が外れるというトラブルが発生した。
耐久性に問題があったものと思われるが、メーカも対策が打てず、とにかく対応策を考えないといけないが、なかなか良い案が思いつかない。
周りの方にサポートいただいて、従来のガイドを使いながら旋回に対応できるように取り付方を工夫して解決した。

◆ サポートのありがたさを知り、自分もできる限り教えるように
上記トラブルのときに自分だけでは解決できなかったことを、周りの皆さんの助けを借りて問題解決できたことが自分の中では今でも心に残っている。
そのほか、初めて設計した時に、機能を満足する最適なばね力をどの程度にすればよいのか分からず、これも先輩の助けを借りて設計ができた。
このような経験から、お互いに助け合うことのありがたさが身に染みており、自分の知っていることはできる限り後輩に伝えるように心掛けている。

◆ 派遣のメリットを活かして学ぶ
最近は仕事として配管設計が多く、配管の系統図を見ることが多くなった。
以前は系統図を見ても何も疑問を持つことがなかったが、何度も系統図と現物を見比べることで、系統図を見るだけで取り付けの不具合や何が不足しているかなどが分かるようになった。
これも「物を見る」ことの大切さを実感する事例で、アルパイン設計の中にいてはできない経験である。
現場で物が見れる環境にいることを活かして、できる限り知識を吸収したいと考えている。

◆ 今後の目標は資格取得を目指すこと
機械プラント製図検定2級を目指して勉強しているが、業務の都合で十分な時間が取れずなかなか合格できない。
今後は、少しでも空き時間を見つけたらCAD練習をするなどして、合格を目指したい。