設計・製図基礎問題
問題-136:グリース
次のグリースに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
① グリースには鉱物油や合成油が使用されている。
② グリースの主な成分は、基油と金属石鹸などの増ちょう剤である。
③ グリースの滴点より高い温度では使用できない。
④ グリースの混和ちょう度は、数字が大きくなるほど硬い。
解答
次のグリースに関する記述のうち、誤っているものは④です。

⇒ グリースの硬さの尺度であるちょう度は、
測定子が一定時間にグリース内に沈み込んだ深さで表される。
したがって、数字が大きくなるほど軟らかいグリースは、
鉱油系の潤滑油と金属石鹸からなる固体状または半固体状の潤滑油であり、
高温になると流れ出てしまい潤滑効果がなくなる。