機械・プラント製図 技能士にむけて

　機械やプラントの図面を描く業務に携わる技術者の能力を認定する、Ｈ２７年度機械・プラント製図技能検定(機械製図ＣＡＤ)が、実技試験１月２５日（日）、学科試験２月１日（日）に行われました。合格するには両方取得する必要があります。毎年当社から受験していますが昨年度は合格率が高く、本年度も昨年同様に指導・サポートする体制で取り組みました。

技能検定合格に向けたプロジェクト活動
　当社では昨年７月から１、２級を受ける若手社員を中心に計６名が課題に取り組み、プロジェクトメンバーが指導することで、実力アップを図りました。
1） 過去の実技課題を出題 （計５回）
　 → 課題文章の読解力アップ、指示事項の作図チェック、苦手箇所の指導、添削結果のフィードバック

2）模擬試験 （２回）
　 → 試験の雰囲気に馴れる、自己のペース確認、見回りながらの指導、社内採点

3） 市販のテキストを使った学科試験の練習、実技試験に向けた社内講習会

結果は、
１級　　　５名受験　２名合格　（４０％）　　　石川県平均合格率　　（２２%)
２級　　　１名受験　０名合格　（　０％）　　　　　　　　〃　　　　（４２%)
シーケンス作業２級　1名、空気圧装置組立２級　１名　合格

受験者の体験談
・模擬試験では実際の時間配分で作業を行ったので、ペース配分の把握が出来た。
・本試験では、課題と模試で練習を重ねてきたので落ち着いて対応する事が出来た。
・模擬試験後図面を添削しアドバイスをしてくれたので、本試験では緊張すること無く取り組めた。

今年は問題の難易度が高く、石川県全体の合格率は低くなりましたが、当社の合格率は石川平均より上回りました。学科試験では全員合格しました。今後も社内プロジェクト活動を継続し、技能検定合格者を増やす為、複数年での計画指導も実施し、社員の技術力アップを図っていきます。