スタッフコラム
田植えの季節
2015.05.05
実家が農家なので今の季節の週末は、田植え関係の手伝いが多くなります。
実際植えるのは5月連休からなのですが苗の準備は4月から始まっています。
実家では苗箱への種蒔きからおこなっているので量も多く結構大変です。
育苗中。田植えまでにもう少し成長させます。
田植えまでにはトラクターでの田んぼを耕し(荒起こし)、その後水入れた状態で再度 同じ作業(代かき)をする必要があります。
力は使わないのですが時間がとても掛かります。
耕した状態。この後に水を入れます。
そして5月からは田植えが始まります。
1日に植えられる量は決まっているので逆算して苗を準備しているのですが、天気次第では 日程が大きくズレて苗が成長し過ぎる事態も発生します。
これは秋の稲刈り時も同様で、雨が続くと稲穂の状態が刻々と悪化していきます。
設計や製造と違ってこればかりは人員を注込んでもどうになりません。
田植えや収穫などの重要な時期に不確定要素が絡んでくる点が、農業が難しく安定性に欠ける要因の一つになっていると思います。
— Y.S —