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スタッフコラム

鹿児島帰省

2012.10.01

 9月の連休に有休をくっつけ、3泊4日で鹿児島に帰省しました。
……参考までに豆知識を。

 金沢から鹿児島に行くには幾つか方法があります。
10年くらい前までは、年末年始だけANAの小松-鹿児島の直行便があったのですが、零細路線のためか?早々に打ち切られてしまいました。

 最近私が多く使うのは、小松18:45発の飛行機で福岡へ飛び一泊、翌朝電車で鹿児島まで向かう方法です。
これは仕事を休む必要がなく、一番時間を有効に使えます。疲れも少ない。
夜は博多でモツ鍋や長浜の屋台を楽しめます。
 そして、福岡空港は博多駅からとっても近いから便利です。
私の知る限り、大都市の空港で街から一番近いのは福岡。
なんと地下鉄で数分!
唯一の欠点と言えば、飛行機なので値段が高いこと。
ホテルとパックで安くても往復で1人7~8万くらいかかってしまいます。

 そしてもう一つは、去年全線開通した九州新幹線を使う方法です。
金沢から新大阪まで特急サンダーバードで2時間半。
新大阪から鹿児島中央まで新幹線で約4時間。乗り継ぎ入れて、ほぼ7時間の道のりです。
利点は値段が安く(往復1人5万くらい)、飛行機に比べたら気楽なこと。
欠点はやはり時間がかかることです。

 今回は急だったこともあり、電車で行くことにしました。
改めて感じたのは、やっぱり遠い…。7時間はやっぱり長い。
季節限定でいいので小松-鹿児島便を復活してくれないかと、心から願うばかりです。

 さて前置きが長くなりましたが、長旅の末に鹿児島に到着。
天文館でお決まりの「しろくま」を食べたり、馴染みのお店で食事したりと楽しみました。

 今回は台風16号が来ていて、滞在中はほとんど天気が悪かったのが残念でした。
ご存知かもしれませんが、去年辺りから桜島の活動がとても活発で、今年の7月の噴火ではザラメのような灰が降ってきたそう。
 今もほぼ毎日爆発していて、写真の日も噴煙を上げていました。手前側に向かって灰が流されているのがわかります。
夏は南東から風が吹くことが多いので、桜島の西側にある鹿児島市などに灰が降り、冬は逆に北よりの風で大隅半島の方へ流れることが多いそうです。

 県外出身の私にしてみると、噴火なんて大丈夫なのかな??と思ってしまいますが、鹿児島の人たちには日常茶飯事。
桜島はとても身近な存在で、日常生活に溶けこんでいるのです。
 今回はすっきりと桜島を見ることができなかったのが残念でしたが、1日に何度も色を変える桜島は一見の価値があります。

 旅行会社の回し者じゃありませんが、九州新幹線も開通したことですし、一度南九州を旅してみてはいかがでしょうか?

— N.W —