スタッフコラム
文化財デジタルアーカイブ展
2010.07.01
先日、21世紀美術館で文化財デジタルアーカイブ展と言うものが開催されていたので、行ってきました。
デジタルアーカイブと言うのは、文化財などの貴重な作品は保存にも細心の注意が必要だったり展示する事によっても劣化が速まる、 と言うことから展示出来る日数が限られているんだそうです。
そのために精巧な複製を作成、展示することによって文化財の未来への継承を行おうというものです。
制作工程はというとカメラで撮影、色調を合わせる、プリンターで印刷、金箔を張り付ける、表装を仕上げる。
といった工程で行われています。
今回の展示では有名な物だと俵屋宗達の風神雷神図屏風とか七尾出身の画家の長谷川等伯の松林図屏風など19作品が展示されていました。
ガラスケースにも入っていなくて間近で見ることが出来るのは貴重な事だと思います。
今まで美術館に行く機会というのが無かったのですが楽しかったです。
— T.S —