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音楽の秋は過ぎたけれども…

2008.12.01

初コラム。何を書けば良いのか戸惑いながら、趣味の事を書こうかと…。

夏は海、冬は山とアウトドアな事も大好きなんですが、四季 を問わずに没頭している趣味は音楽鑑賞。
 どんな音楽を聴くかというと、北京五輪で劇的な活躍を見せスプリント大国とも賞賛されているジャマイカで誕生した「レゲエ」と言う音楽に、ここ5・6年程夢中になっています。

誕生して50年程しか経っていないこの音楽に、何故ここまで夢中になったかと言うと単純に聞いていて心地好いのもあるが、その背景に繋がっている社会と音楽がこの国では想像も付かないほど密接に関わっているからです。

恐らく世界で一番有名なジャマイカ人と言われている故ボブ・マーリィ氏(今後は陸上のウサイン・ボルド選手が一番有名になるかもしれませんが…)は、過去に自分のステージ上に、当時武力闘争にまで発展していたジャマイカの二大政党の各代表を演奏中に招き入れ、大勢駆けつけていた観客の前で代表二人が手を握り締める事により、長年続いた対立を和解させたようです…。

この和解により、軍事国家になる事を免れる事が出来たとまで言われており、まさに音楽の力で国の歴史を動かしてしまったのです。
この国で、批判しあっている政党が音楽によって和解するとは想像も付きません…。

音楽の秋も過ぎてしまい、忙しない時期になってきましたが、もし少しでも興味をもって頂けたなら、レンタルショップ等に行った際に、 一度音楽の国ジャマイカを試聴し体感してみては如何でしょうか…。