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心暖まるプレゼント

2007.12.01

今年の六月頃だったか、テレビ番組である俳優が“飛び出す絵本”を製作してみたいということでニューヨーク在住のロバート・サブタという人のところを訪問するというものが放送された。
(※ロバート・サブタ : その繊細さ、華麗さ、美しさで見る人の心を捕らえて離さないペーパーエンジニアとも、紙工作の魔術師とも称される、飛び出す絵本、仕掛絵本の第一人者)

“飛び出す絵本”というと、私自身、幼い頃に母に買ってもらって楽しく読んだものですし、私の娘には、いろいろな作家の色彩豊かな絵本や英語版の絵本などを買って、読み聞かせしたのを懐かしく思い出されます。

先日、本屋さんに行く機会があって、絵本コーナーにいってみたところ、その “飛び出す絵本”の発想や細工にちょっとビックリ。
私の知っているものは、一面的なものでしたがロバート・サブタの作品は3Dで作られていて(他の作家で3Dのものはあるが)その細工は複雑で繊細、アイデアあふれるものでした。

ロバート・サブタは言っています。
私はミシガン州南東にある、Pinckneyという小さな田園町で育ちました。
湖の近くに建っていた粗末な我が家では毎晩、私の母が、我々兄弟が眠る前に物語を聞かせてくれました。読書というものは、いろいろな面において、とても大切なもので、また成長を促すもので私自身がそれを証明していると言えます。・・・と。

私はお正月に甥や姪の子供たちにお年玉として絵本を贈ったことがあります。
子供たちは喜んでくれましたが、本心はどうだか?
もうすぐクリスマス。幼い子に今、流行っているゲームもいいけれど、心暖まる絵本をプレゼントするのもいいのでは・・・

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