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親バカの境地に達している今日この頃です。

2006.09.01

我が家では猫を一匹飼っています。
名前はチャイといい、公園でダンボールに入れられていたのを拾われ、我が家にやって来ました。
拾ってくる以前から、猫か犬か飼おうという話はあったものの、父が乗り気でないことがあり、立ち消えになっていました。
姉が家族に連絡なしに拾ってきて、猫の存在を既成事実にしてしまうという作戦が成功し、飼うことができるようになりました。

父の反応はというと、最初のうちは慣れない様子で、あまり猫と接しようとはしませんでした。
しかし、猫の方はちょっかいを出してこない父が大好きらしく、膝の上に自ら乗っかり甘えるくらいになっています。
その様子を、餌をあげたり、トイレの掃除をしたりしている母は複雑な気持ちで見ています。
猫にとっては、世話をしてくれる人間よりも、そっとしておいてくれる人間が好みなようです。

ところが、最近ちょっとした問題が起きています。
それは、肥満です。
拾ってきた当初は痩せていて、率直にいえばみすぼらしい風貌だったのに、避妊手術をしてからというものどんどん体重が増加してゆき、動物病院でダメだしされるまでになってしまいました。
人間の食べ物も与えずに食事管理はきっちりしているつもりだったのに、肥満認定されてしまいました。
原因は、餌をねだって鳴く猫を静かにさせるために、父がこっそり袋から餌をやっていたことにありました。
猫と父が二人きり(?)になるときに犯行は繰り返されていたようです。
猫なで声というのは強力なもので、その上に粘り強く鳴かれ続けると餌をやってしまうようです。

このことがあってから、餌は決められた時以外には絶対にやらないということを徹底することになりました。
それでも、体重は増えることはなくなりましたが、減ることも無く現状維持という状態です。

猫も、餌をねだってももらえないことが分かってきたようで、諦めるとふて寝をするようになりました。 餌をねだる姿も可愛いけど、ふて寝しているのも可愛いなあという、親バカの境地に達している今日この頃です。

— T.Y —