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汎用画像処理ソフト
ALVISION(アルビジョン)

トップページ アルパイン設計事務所の強み 情報システム 汎用画像処理ソフト ALVISION(アルビジョン)

「目視検査を自動化したい」
「無駄バネを減らしたい」といった
作業の効率化、精度向上に

「Alvision(アルビジョン)」は、
アルパイン設計事務所が開発した汎用画像処理ソフトです。
お客様のご要望に対応した
多種多様の画像処理システムを構築し、ご提供します。

機械・電気設計から解析まで一貫したノウハウのある当社だからこそ出来る、きめ細かなご提案・カスタマイズが可能です。

特徴

ソフトウェアの拡張性が高い

高機能画像ライブラリの活用と
自社製ソフトウェアにより、機能拡張可能

ハードウェア選定の
自由度が高い

接続カメラメーカ・解像度の選択幅が広い
(GigE Vision2、USB3 Vision他)
接続PLC汎用・専用通信利用可能
(TCP、OPC-UA、REST、MELSEC他)
IO通信各種メーカデバイス利用可能

ローコスト化に寄与

自動化を進めることで、
検査システムのローコスト化が図れます。

システム構成

例えばインライン向け検査システムの構成例は、下記のようになります。

以下のシステム構成が選択可能です

  1. 「検査ソフト」のみ
  2. 「検査ユニット(ソフト+PC+光学機材)」
  3. 「検査ユニット」+「メインコントローラ(開発中)」

ソフト作成事例

Alvisionをベースとしたソフトウェアの作成事例です。

インライン検査

様々な製品の生産ラインで、リアルタイムでカメラ画像による品質検査を行います。

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AI 画像処理

AI技術を活用して画像を解析し、製品や部品の高機能な外観検査や解析を行います。

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物体認識

画像の中から物体や人物の位置、種類、個数などを正しく検出し、特定や分類を行います。

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業務支援

膨大な量のデータ認識・判別・分析等の作業を自動化し、省人化・作業時間短縮につなげます。

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インライン検査

低コントラスト対応

低コントラスト欠陥の検出

利用ケース:

製品表面の自動検査など

低コントラストの欠陥は、背景の濃淡差と区別がつきにくく、誤検出や見逃しが発生しやすくなります。

円環ワーク対応

ベアリングの欠陥検査例

利用ケース:

円環ワーク(ドーナツ形状)であるベアリングの検査など

領域を3分割して各部検査を行い、それらより総合判定を行います。

この検査事例では下記のはたらきをしています。

内側円周領域刻印が誤検出要因となるため、その影響を除いて欠陥検出を行います。
中間円周領域部品配置による濃淡差があるため、その影響を除いた欠陥検出を行います。
外側円周領域金属スジとの区別を行います。

凹凸・穴あきワーク対応

穴あきワークの欠陥検出

利用ケース:

樹脂部品のような、
形状が複雑で貫通穴や凹凸のあるワーク

穴部や暗部の影響を取り除いて表面欠陥を検出します。

撮像画像の位置ずれや回転補正を行った後、部品表面の異物付着・シミ・キズ等を検出します。

マスクの自動設定が可能

撮像した基準画像を基に自動設定。
品種ごとに毎回手動設定する手間を省きます。

極座標変換

極座標変換・欠陥検査

円形ワーク、円環ワークの欠陥検査では、極座標展開を行うことで、より正確で高機能な検査処理が可能となります。

このための変換処理・検査モジュールです。

キズ検査

複雑な模様のある背景からキズ部分を抽出します。

シミ・カケ・異物混入検査

Alvision-AI
(Image Classification)

AIの認識技術の一つである「画像分類」を搭載した検査ソフトです。

良品と不良品の各画像を事前に学習させ、検査画像をいずれかに振り分けます。

AI 画像処理

画像分類・クラス分類

Alvision-AI
(Semantic Segmentation)

利用ケース:

シミ・カケ・異物混入(コンタミ)検査
画像の良否判定、欠陥分類

ピクセル単位で高精度に欠陥部を検出します。

AIの認識技術のひとつである「セマンティックセグメンテーション」を搭載した検査ソフトです。

セマンティックセグメンテーションとは

画像のピクセル(一番小さい構成要素。1ドット)一つひとつにラベル付けするディープラーニングの手法です。

画像全体や画像の一部を検出するのではなく、ピクセル単位で分類して詳細情報を得ることで、画像に写っている物体がどのカテゴリに属するかを識別します。

物体検出・領域抽出

Alvision-AI
(Instance Segmentation)

利用ケース:

重なり合った物体の区別
ピクセル単位での領域抽出

画像の中から、個々の物体の輪郭を特定します。同一クラスの物体も別々に識別します。

AIの認識技術のひとつである「インスタンスセグメンテーション」を搭載した検査ソフトです。

インスタンスセグメンテーションとは

画像内の物体を個別に認識して、その境界をピクセル単位で予想する画像認識技術です。

同一クラスに属する複数の物体を個別に認識できます。

物体が重なり合っていても検出でき、オブジェクト検出よりも詳細な出力が可能です。

グローバルアノマリー・異常検知

Alvision-AI
(Global Anomary Detection)

利用ケース:

不良品収集が難しいケース(良品画像のみで学習可能)

通常のアノマリー検出(良品のみ学習)では見逃しやすい欠陥についても総合検査を行い、検査精度を向上させています。

不良品サンプル画像を数多く入手するのが難しい製造現場においては、より実用的な検査ソフトです。

AIの認識技術のひとつである「アノマリー検出」を搭載した検査ソフトです。

良品のみで学習を行う「良品学習機能」搭載

小さく見づらい欠陥、カケ、汚れなどの「構造上の異常」は、近くで見る「寄り」で判断し、
位置ずれやモノの有無などの「論理上の異常」は、周囲の情報から総合的に「引き」で判断します。

物体認識

人数・移動数把握

利用ケース:

室内・屋外での混雑状況の把握・解析など

  • 人物を認識し、人数の変化履歴をグラフで表示し、CSVファイルに保存します。
  • 左右方向への人の動きも監視して表示します。
  • 人物が近づくと検出枠が緑から赤色に変化します。

特定人物検知

  • 人物を認識し、人数を表示します。
  • 事前トレーニングした特定人物を認識します。
  • 人物のほか、物体認識も可能です。

オブジェクト検出

利用ケース:

混在した部品の分類

  • 背景模様(テクスチャ)のある中で、対象物を抽出することが可能です。
  • 抽出したい物体を検出し、クラスに分類します。
  • AIの認識技術の一つである「オブジェクト検出」を搭載した検査ソフトです。

業務支援

伝票照合

利用ケース:

紙媒体で届く「注文書」と「検収書」の内容称号の効率化など

サンプルでの照合項目
  1. 検収書に記載された伝票番号の注文書が揃っていること
  2. 両者の部署が一致していること
  3. 注文書の総合計金額と検収書の金額が一致していること
  4. 担当者コード(手書き)の読み取り・集計

QRコード応用

QRコード読取・関連情報抽出

利用ケース:

棚卸しや備品・固定資産等の所在確認・在庫管理など

  • カメラによるQRコード読取り
  • 電子データからのQRコード読取り
  • 連続・1ショット読取り
  • 斜めコード読取り
  • 読取りデータ保存
  • 読取りした内容から関連情報(資料やURL)を抽出・表示
  • QRコード作成

弊社作成の各種検査ソフト・業務支援ソフトとの多機能連携(データ登録・処理・解析等)も可能です

360度カメラ応用

カメラ1台・1ショットで360度撮影
  • 撮影現場全体の撮像が可能
  • 手や目の届かない箇所にも遠隔で撮像可能
  • 後処理による機能向上可能
パノラマビューア
内部全面の欠陥検出例

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