日本各地の城跡や史跡を訪ね歩くのが趣味です。
少し前までは、天守がある城の方が見た目に好きだったのですが、最近になってその歴史や意味を知るところが面白いと思います。
北陸にも城跡はいくつもありますが、先日初めて敦賀の金ヶ崎城跡を訪れました。信長の「金ヶ崎の退き口」として有名です。
石垣すらない海抜80メートルちょっとの小さな山城なのですが、かつて歴史の表舞台に二度までも出たことがある重要な城です。
最初は南北朝時代、そして二度目は戦国の信長の頃。
敦賀湾を見下ろせる高台にあり、港を監視し支配するための城で、三方を海と川で守られた難攻不落の山城だったそう。
残念ながら、今はほとんど残っていないのですが、堀切などからかつて城があった名残を感じられます。
写真は月見御殿跡から見下ろす敦賀湾。
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