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スタッフコラム

お伊勢参り

2019.04.05

仕事で三重県に行く機会があったので、休日を利用して伊勢神宮に行ってきました。

伊勢神宮には、太陽にもたとえられる天照大御神を祀る皇大神宮と、天照大御神の食事を司り、衣食住、
産業の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮を内宮(ないくう)、
豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶそうです。

JR伊勢市駅で降り、参道を抜けると目の前に外宮の深い杉木立が広がってきます。
伊勢神宮特有の厳かな空気が流れる中奥へ進むと、豊受大神宮がみえてきました。

正宮には他の神社と違い賽銭箱がありません。その理由は、「私幣禁断」といって、
長らく天皇陛下以外のお供えが許されていなかったからだそうです。
また、参拝に関しても個人的なお願いごとをするのではなく、日頃のご加護に対して神様に感謝する場所なのだそう。

というわけで日々生活できていることを神様に感謝しつつ、お次は内宮へ。
外宮からバスに揺られること約20分、内宮に到着です。五十鈴川に架けられた宇治橋を渡り神宮内へ。

左が天照大御神をお祀りした皇大神宮、右が天照大御神の荒魂(神の荒々しい側面、荒ぶる魂)をお祀りした荒祭宮という別宮になります。
正宮は個人的なお願いごとをする場所ではないと言いましたが、この別宮では個人的なお願いごとをして良いのだそうです。
そのためか荒祭宮では参拝する人で長蛇の列ができていました。

参拝も済ませ、一日歩き回ってお腹も空いたので、ここからは食べ歩きのスタートです。
内宮の前には、おかげ横丁とおはらい町という五十鈴川沿いに続く通りがあり、そこには三重の郷土料理や海の幸、
お土産物屋さんなどが所狭しと立ち並んでいます。
三重の牡蠣や地ビール、郷土料理のてこね寿司などたくさん食べ歩きましたがどれもとても美味しかったです。

日々、当たり前に暮らせていることに感謝し、また明日から仕事を頑張ろうと思えた良い週末となりました。
みなさんもぜひお伊勢参りに行かれてみてはいかがでしょうか。

— K.K —