スタッフコラム
原始人の進化の考察
原始人とは筆者の事である。
「いい歳」のおじさんである。
K.K.D.(勘と経験と度胸)だけを頼りに生きて来た“原始人”を自負 している。
原始人はハイテクに弱い。
世間一般の相場を裏切る事無く、筆者も弱い。とても弱い。
ハイテクの代表はやはりパソコンである。
ハイテクと言いつつも職場、仕事においてパソコンは必須アイテムとなって多くの時が流れている。
原始人は波に乗り遅れた訳である。
そんな原始人にも転機が訪れた!
職場環境が変わったのである。
これは原始人にとっては一大事なのである。
原始人はジャングルの掟を捨てて、都会の掟を取ったのである。
都会の掟は厳しい。
手書きの議事録は存在しない。
OHPでの会議発表などもっての他である。
グラフ用紙に手書きで座標をプロットしていた、あの日が懐かしい・・・。
原始人は戸惑ったが、神(上司)が導いてくれた。
「資格を取りなさい。資格を取る為に勉強をしないさい。その努力はきっとあなたを導いてくれます。」
資格とはパソコン検定である。
この都会に迷い込んで初めて知った資格である。
1級~5級まである資格の中、原始人は3級を目指す事となった。
こうして原始人は「一般人」に進化する為の努力を始める事となった。
ワード、エクセル、聞いただけで尻込みしていた原始人は、毎日学習する事で少しずつ一般人に進化を遂げている。
周りの人々が当たり前に使いこなしている機能を未だ十分に使いこなせている訳ではない。
しかしながら確実にパソコンでの作業が苦にしない自分がここに存在する。
「いい歳」だからハイテクに弱いのは、原始人の言い訳に過ぎなかったのである。
努力は一般人も原始人も裏切る事はないのである。
原始人は今も進化を続けている。
何時の日か一般人になる事を夢見て。
また機会があれば原始人の、その後について報告してみたい。
— 進化途上の原始人 —