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スタッフコラム

祭礼

2025.07.07

私の住む地区には、いまも「秋季祭礼」の伝統が息づいています。
祭りでは子どもたちが中心となり、本獅子や奴獅子が各戸を回って勇壮な舞を披露します。

私は十年ほど前から奴獅子の「お囃子」として三味線を担当し、この行事に携わってきました。
しかし、新型コロナの流行と三味線の故障が重なり、ここ四年間はまったく演奏できずにいました。

ところが今年、三味線を復活させようという話が持ち上がりました。
私は今年から次世代の若者へ曲を伝える指導役を務めることになりました。
本番まで残り二か月と時間は限られていますが、熱意を込めて稽古を重ねたいと思います。

毎年、祭礼の太鼓・笛・三味線の音が響き渡る日々が続くことを心から祈っています。



Y.M