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なんだあのバカでかい建物は!?

2022.10.20

山梨県にほど近い長野県南佐久郡に位置する、某キャンプ場。
昨秋、初めて訪れ、広大な敷地に手入れの行き届いた芝生、そして自然を生かした地形(場内の7割ぐらいは傾斜面)
から眺める八ヶ岳に魅了され、今年も再訪してきました。


個人的には、肌寒くなってきたこの時期からがキャンプシーズンの始まり。
でも、その事を書いていたら内容があまりにも濃くなりすぎるので、話題を変えます。。。

昨秋、場内から八ヶ岳を眺めている時に発見した気になる施設。
「なんだあのバカでかい建物は!?」
調べてみると、、、


国立天文台 野辺山宇宙電波観測所”
日本の電波天文学の「聖地」
戦後間もない頃に誕生した日本の電波天文学は、野辺山にて太陽電波の観測、さらに45m電波望遠鏡を中心とした
宇宙電波の観測によって、世界レベルへと発展しました。
45m電波望遠鏡は、「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大級の口径を誇った。
1982年に完成し、日本の電波天文学を牽引。
特に銀河の中心に巨大ブラックホールが存在することを初めて確認した研究は世界を驚かせました。

「行きたい」と思いつつも、当時は時間がなく断念。
でも今年は、「どうしても行きたい」きっかけが。。。

小説はてんで読まないのですが、以前某番組で某読書芸人が「SF小説のトップが決まりました!」と豪語し
紹介されたのが『三体』。
スターウォーズ等のSF好きとしては、どんな内容なのかずっと気になっていたんですが、なんせ完結に至るには
5冊に跨る長編小説。

億劫になっている私をよそに、Netfrixでドラマ化が決まるなど人気の増す『三体』。
それでも手にとることが出来ない私。。。

だがしかし、同僚随一であろう”ほんのむし”が「面白いよ!」と勧めてくれことをきっかけに、
いよいよ意を決して読むことに



結果、己の発想力の乏しさを痛感させられる程に面白い!
そして、読んだからこそ昨年目撃したあの電波望遠鏡が脳裏をよぎる!
そんな訳で訪れて来たわけですが、勝手に色々と妄想が膨らむ。

コラムを書いている時点では、まだ半分までしか読破出来ていませんが、SF好きには『三体』お勧めします!
果たしてどんな結末が待っているのか。

そして、電波望遠鏡も気になった場合には、JR線の中で最標高になる「野辺山駅」が最寄りとなりますので、
是非に!




Y.N